■プラスチックごみについて学びました
◆令和5年度第1回ごみ分別講演会
○プラスチックごみの再資源化の大切さについて
去る8月19日(土)MiiMoホールにて「ごみ分別講演会」を開催しました。講演会には28名の参加があり、熱心にごみ分別、リサイクルの大切さについて学んでいただきました。
今回のテーマは「プラスチックごみの再資源化の大切さについて」として、講師に公益財団法人日本容器包装リサイクル協会の雨谷忍さんを招いて、プラスチックは私たちにとって便利で扱いやすい製品ですが、適切に処分しなければ、いかに環境に与える影響が大きいか、そして、処分するのはいかに困難なのかを話していただきました。
プラスチックごみは、そのまま放棄してしまえば、粉末状になって環境を汚染し、燃焼させると焼却炉の破損や二酸化炭素の増加を招きます。
だから、再資源化が必要となります。再資源化するためには、選別や洗浄などの工程が必要となることから経費が多くかかること、今後、さらに製品プラスチックやリチウムイオン電池などの分別が必要となってくることなどの説明をいただきました。
参加者から「プラスチックごみの選別が難しい」や「プラスチック製品を作る側の責任をもっと求めるべきだ」等の意見がありました。
講師からは「容器包装ごみの分別基準として食料品の容器については、汚れを軽く水で流してとれる物は、プラスチックごみと考えてください。理由として再生処理をするとき職員の健康被害を出さないためということ。また、製造者責任については、現在もプラスチックごみ再生に関する費用の99%を企業が負担しており、大きなスーパーでは、プラ容器の回収も行われています」とのことでした。
○ごみ減量推進ワークショップ
今回、講演会終了後、初めてごみ減量推進ワークショップを行いました。このワークショップは、各自治会代表の方に参加していただき、現在の町のごみ処理状況の理解を求め、ごみ減量に向けてどのように取り組んでいくべきかを検討していただくものです。
参加者からは「新処理施設(※)でのごみ処理料はどうなるのか」や「資源ごみを有料袋で回収していてはリサイクルが推進できないのではないのか」。また「分別の必要性と再生されていく過程をもっと積極的に説明していくことが必要ではないか」等、たくさんの意見をいただきました。
ごみは身近で大切な環境問題です。ごみを分別し、資源ごみをリサイクルし、可燃ごみや燃えないごみを減らしていくためにはひとり一人の意識を変えていかなくてはなりません。今後もみなさんと話し合いながら進めていきたいと思います。
※新処理施設…山辺・県北西部広域環境衛生組合ごみ処理施設(仮名)
○プラスチックごみの見分け方
◆お知らせ
○令和5年度第2回ごみ分別講演会
日時:1月27日(土)午前9時45分~
場所:交流まちづくりセンター MiiMo
内容:紙のリサイクルについて
■粗大ごみのリクエスト収集
粗大ごみのリクエスト収集粗大ごみを処分する場合には、電話予約が必要です。
環境衛生課へ予約の電話をします。
↓
収集日時と予約番号をお伝えします。
↓
粗大ごみ処理券を購入し、貼り付けます。
↓
収集日に訪問して収集します。
【電話】0745-44-3077
■浄化槽の管理についてのお願い
保守点検、清掃、法定検査が必要です。
磯城清掃組合
【電話】0742-61-5863【電話】090-7754-6959
問合せ:環境衛生課
【電話】0745-44-3077
このページの問合せ:環境衛生課
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